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東京銀座の産業医事務所 セントラルメディカルサポート

Column記事

2019.01.19

インフルエンザについて

昨年末までは比較的おとなしかったのですが、年明けからインフルエンザが大流行の兆しを見せています。国立感染症研究所によると、この1週間で全国で推計約163万人の患者が医療機関を受診しています。本コラムでインフルエンザ対策について簡単にまとめたので参考にしてみて下さい。

1.流行期前にワクチン接種を

今シーズンはやや効いていない印象もありますが、一般的にワクチン接種により罹患率は半分に下がり、症状も緩和すると言われています。効果が出るのに3週間程度かかるため、毎年11月ごろにワクチン接種を検討しましょう。

2.手洗い、マスク着用で自己防衛

インフルエンザはウィルス性疾患で、感染経路は飛沫感染と接触感染です。インフルエンザウィルスを体に入れないよう、手洗いやマスク着用で自己防衛しましょう。

3.職場は手指消毒薬の設置や加湿を

インフルエンザワクチンにはアルコール消毒が有効です。手指消毒薬を設置し、従業員に使用を励行しましょう。また湿度が極端に下回ると咽頭粘膜の免疫力が低下する一方、インフルエンザウィルスが活性化します。オフィスでは少なくとも湿度30%程度を保てるよう、加湿器を活用しましょう。

4.インフルエンザを疑ったらすぐ医療機関へ

流行期に38度以上の発熱、全身の寒気や痛みといった症状が出た場合、インフルエンザである可能性が非常に高いです。インフルエンザを疑ったら早めに医療機関を受診し、感染の有無をチェックしましょう。最近では1回内服するだけで治療できる薬も利用できるようになっています。

5.罹患した場合は解熱後2日間は自宅療養を

インフルエンザは法律で出社が禁止されている病気ではありませんが、職場で感染が広がらないように注意する必要があります。解熱後2日間はウィルスが排出されている可能性があるので、しっかり自宅で休むようにして下さい。

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